3月19日
息子は毎日のようにピアノを弾く。
たき火、雪やこんこ、銀河鉄道、ひな祭り、、、季節に合わせて、行事に合わせてレパートリーが増えていく、卒園式を終えて「ありがとうさようなら」が新たに加わった。
といってもそのピアノはミニピアノだ。
鍵盤が32鍵だけの小さなピアノ、数だけで言えば和歌の31文字と同じくらい制限された世界の表現だけれど楽しそうに飽きずに弾く。
少々狭い団地住まいではピアノが家に入らないので、昨年の誕生日にカワイの小さなピアノを買ってやった。
それを、カタカナのドレミでメモした楽譜を作って毎日弾くのだ。
「ピアノを習いたい。」と何度も言う。
叶えてやりたいけれど、肝心のピアノが家に入らない。叶えてやるには引っ越すかスタジオを借りて練習するしかないけれど。
一生懸命ピアノを弾く姿をみるたびに表現の幅を広げてやりたいと思う。